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地下教会

俺は濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し地下に潜った… まま潜伏中orz

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【朝日新聞】「安倍演説への違和感」に覚える、違和感 

職場で食事中に、テスト作成のネタ集がてら新聞を読むことにしている。
…まぁ、問題なのは職場には朝日新聞しかないことだが…
こうして、時間的に余裕があるときは、朝日新聞を読むしかない。ツッコミを入れながら。

で、正気を疑うような記事しか載っていないのだが、特に今回のは酷かったのでポストしてみる。
元記事はこちら
朝日新聞(5/15付・朝刊)「社説余滴」 村上太輝夫(国際社説担当)
ログインしないと読めないので、面倒。
だからと言って、全文掲載はまずいので、特に問題の大きかった部分を以下に抜粋する。

問題の記事は、安倍首相の米議会演説のうち
 「日本にとって、米国との出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした」
を問題視したもの。記者は、ペリー来航に民主主義は関係ない、と言いたかった様子。

     【前 略】
 もっとも、明治時代になると自由民権運動が始まるから、そのあたりを含めて近代初期の日本に米国の影響があったと安倍首相は言いたかったのかもしれない。そう考え直して、信頼する近代史学者に相談したところ、一笑に付された。「首相が間違ったことを言うのは珍しいことではないだろう。ばかばかしい話に付き合いたくない」という当人の意向で名前は伏せる。以下はその先生の話。
 国会開設を目指した民間の運動は、英国の議院内閣制を模範とした。フランスの思想に影響を受けた急進的な主張も展開された。もちろん、独立革命をはじめとする米国の政治動向は知られていたが、運動に影響があったとは言い難い。
 一方、明治政府が帝国憲法を練り上げるにあたってモデルにしたのはドイツだった。米国は共和制だから、天皇を中心とする制度を設計する日本にとって、手本にはならなかった。
 ――という次第で、安倍史観を支える米国要因は、残念ながら発見できなかった。
     【後 略】

うん、どうも村上先生は日本史が得手ではないようだ。
まぁ、こういう程度の低い記者を雇用している朝日新聞を糾弾しても、仕方ない。だって朝日だもの。
で、問題はこの記事に歴史的事実に反する内容が多く含まれる点である。
それも、下手すれば小学校・中学校で学習する程度の基礎中の基礎なのだが…

1)咸臨丸の渡米・万延元年遣米使節
この時、渡米した福沢諭吉が「日本では、徳川家康のような君主の子孫の消息はだれでも知っているが、米国では、ワシントンの子孫の消息が知られていない」と、封建制度と民主政治のカルチャーギャップを感じている。これは、後年の福沢の著作にも大いに影響を与えていると思うのだが… これは数のうちに入らないのだろうか?使節団は日本国の代表として公式にブキャナン大統領に謁見した上で、国会議事堂を訪れている。「民主主義との遭遇」と規定しても何ら問題がない歴史的事実では?

2)岩倉使節団 参照
これは知らない人はいないだろう。小学生でも、ほぼ100%正解できる。この岩倉使節団も、米国議会・大統領選挙に直に接している。この時の米国民主政治を、一定評価しつつも冷ややかに論じたのが久米邦武。以下は、上記リンクによる久米の述懐。
「この様に議論を尽くし、日月を経て決定した憲法だから、よく道義にかない人々に受け入れられている様は、あたかも天の教えを戴くが如くで、独立宣言以来九十六年経ち、三十七州もの多くの州が加わっても変動する事もない。しかし各州で自主権を主張し、大統領の権限をおさえ、人民の間の討論は年を追って益々盛んになっている。・・・米国の国民はこんな政治体制の下で暮らしているから、百年も経てば、三尺の子供でも君主を戴くことを恥じるようになる。この習慣が日常のことになり、その弊害を知らないだけでなく、ただそれを長所と思い込み、世界中にこの国是を広めようとする。短時間の話でもそういう印象を与える。到底そういう考え方を変えそうもない、純粋な共和国の国民達である。・・・議員を公選し法律を多数決で決めるのは、一見実に公平に見える。しかし上下院の議員全員が最高の俊才達ではありえないから、卓見や深い思慮が必ずしも議員の理解するところとはならない。故に大議論の後に多数決で決めれば、上策が採用にならず下策が採られる事が多い。選任者達が一旦草起したものは、議論があっても十中八、九は必ず原案に決まる。従って下部で賄賂が無いとも言えず、行政官吏の私見が陰で立法院の議論を低めたり高めたりしないとも限らない。これらは全て共和政治の残念なところだ。」
何というか、現在にも通じそうなアメリカ民主主義の問題点を鋭く指摘している。これも数に入らないのか?

3)大日本帝国憲法の草案作成
これは、直接的ではないが草案作成に携わった金子堅太郎は、アメリカ留学組(ハーバード大法学部卒)。
ハーバード在学中に、多くの朝野の名士と交流を持ち、弁護士・ジャーナリスト以外にも、後に大統領となるT・ルーズベルトとも面識を得ている。大日本帝国憲法は確かに、ドイツ帝国憲法を骨子としている。ただ、内容は単純にドイツ憲法をコピーしたものではありえません。現に、英国のタイムス紙は「世界で最も民主的な憲法」と評価しています。

れたから、このへんにしておく。
でも、他にもいっぱい事実誤認がありそう。いや、ひょっとしたら捏造かな?
要するに、安倍批判がしたいだけでしょ?
私は別に安倍政権を全面支持していないし、特に経済政策は「民主党よりマシ」レベルだと思う。それでも、事実でない事柄をもって、しかも名前を明かしていない人物に仮託して政権批判をするのは頂けない。安倍政権の失政など、他にも探せばあるでしょうに…

まぁ、ぶっちゃけていうと、
 記事中に登場する近代史学者は実在しない
と思えてしまうのだが。いや、本当にレベル低すぎだろう?
2015/05/16 Sat. 01:46 | trackback: 0 | 本文: 0edit

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